AIの進化が早すぎてついていけないと感じている方も多いのではないのでしょうか。最新AIニュースを追いきれないと悩んでいるケースも少なくありません。
本記事では、2025年10月20日~26日に発表されたAIニュースの中から重要ニュースを厳選し、2部構成で6つ紹介します。第1部では初心者の方もこれだけは抑えておきたいAIニュースを3つ解説します。第2部では中級者・上級者向けに今週の最先端AIニュースを3つピックアップしました。
記事を読めば、今週発表されたAIニュースを把握可能です。今週の最新AIニュースは「Google Earth AIが大幅進化」や「ChatGPT内蔵ブラウザAtlas登場」など今後私たちの生活にも日常的に利用されそうなアップデートがありました。
気になるAIニュースを1つでいいので、頭に入れておきましょう。

今週も一緒に最新のAIニュースを楽しく学んでこう!
第1部|初心者必見!無料で利用できる機能や最新AIニュース
AI初心者の方もこれだけは抑えておきたい最新AIニュースを以下の3つ紹介します。
Google Earth AIが大幅進化:Google Earthが場所を探すツールから高度な質問に答えれるツールに
2025年10月23日にGoogleはGoogle Earth AIを大幅アップデートしたことを発表しました。Google Earth AIとは衛星画像、航空写真、気象データなどの地理空間データを分析し、地球上で起きている変化やパターンを理解するためのAIです。
今回のGoogle Earth AIのアップデートで、[基盤モデル(Geminiの高度な推論)とクロスモーダル推論]が導入され、複雑な問いに答えるようになりました。
今回のGoogle Earth AIのアップデートによるメリットは下記の通りです。
今回のGoogle Earth AIのアップデートはGoogle Earth Professional / Professional Advanced ユーザー向けに、Google Earth内でのGemini機能が、今後数週間以内に米国で利用可能になる予定です。
また、米国のGoogle AI ProおよびUltraサブスクリプションメンバーは、Google Earthでより高度な制限付きでGemini機能を本日から利用可能です。
›› Google 公式発表

Google Earth上で色々質問できるのは面白いね!旅行の計画にも使えそうだね!
ChatGPT内蔵ブラウザ「Atlas」登場:macOSで無料OK、サイドバーAIで“見ながら即要約・操作”
2025年10月21日(現地時間)にOpenAIはChatGPTを中核に据えた新しいWebブラウザChatGPT Atlasをリリースしました。ChatGPT AtlasはAIアシスタントのChatGPTがブラウザ自体に完全に組み込まれた、新しいWebブラウザです。
ChatGPT Atlasを使用する主な機能は下記の通りです。
現在ChatGPT AtlasはMacOSの全ユーザーが基本的なブラウザ機能を利用可能です。Agent ModeはPlus、Pro、Go、Businessユーザー向けのプレビュー機能として提供されています。
ChatGPT Atlasの利用手順は下記の通りです。
- macOSでChatGPT Atlasをダウンロードし、インストール
 - ChatGPTアカウントでサインイン
 - 画面右側の「Ask ChatGPT」サイドバーで質問、要約、タスク依頼
 

無料で新しいWebブラウザを使えるのでMacを持っている人は是非使ってみよう!
僕はWindowsだから使えないよー(泣)
Edgeの新機能「Actions in Edge」登場:AIエージェントがブラウザ操作を自動化し、クリック作業を代行
2025年10月23日(現地時間)にMicrosoftはMicrosoft EdgeのCopilot Modeに、AIがブラウザ操作を代行する「Actions in Edge」機能を発表しました。Actions in EdgeはAIアシスタントのCopilotが、ユーザーの指示に基づいてブラウザ上での複雑な操作を自動で実行する機能です。
「Actions in EdgeはEdge」機能に搭載されているAI統合機能「Copilot Mode」の機能拡充として提供されます。「Actions in Edge」により、複数のサイトの比較など時間のかかる作業をAIに任せることができるため、作業時間が大幅に短縮されます。
現在「Actions in Edge」は米国でのみ限定プレビュー版として無料で提供されており、料金体系に関する公式情報は確認されていません。将来的にはEdgeに組み込まれたCopilot Modeの主要機能として、「Acction in Edge」が世界展開される可能性があります。
›› Microsoft 公式発表

最近どのAIもエージェントモードが使えるようになってきたね!
第2部|もっと知りたい人向け!最先端AIニュース
もっと最新のAIニュースを知りたい人向けに最先端AIニュースを3つ紹介します。
Claudeにメモリー機能解禁:会話内容を記憶し活用できるように
2925年10月23日(現地時間)にAnthropicはClaudeにメモリー機能を追加することを発表しました。Claudeのメモリー機能はAIがこれまでの会話内容や、あなたがClaudeに教えた好みなどを自動で記憶し、新しい会話で記憶した情報を活用する機能です。
メモリー機能の導入により、Claudeの回答がこれまでよりもユーザーのニーズに合った内容になります。現在メモリー機能はMaxプランユーザーはすぐに利用可能で、Proプランユーザーにも近日中に展開予定とされています。
›› Anthropic 公式発表

メモリー機能はChatGPTとかにもある機能だね!
何度も使う情報をチャットごとに打たなくていいのは便利だね!
ChatGPT「Company Knowledge」提供開始:Slack/SharePoint/Driveを横断検索して回答可能に
2025年10月23日(現地時間)にOpenAIは企業向けの新機能Company Knowledgeを発表しました。Company Knowledgeは企業内でバラバラに管理されている情報(Slackの会話、Google Driveの資料、GitHubのコードなど)をChatGPTが横断的に検索し、正確な回答を見つけ出す機能です。
Company Knowledge機能により、従業員は「あの資料どこだっけ?」と探す手間がなくなり、ChatGPTが社内情報の専門家として機能するようになります。Company Knowledge機能を使用した回答では引用元のリンクが示されるため、信頼性が担保されます。
Company Knowledge機能はChatGPT EnterpriseおよびChatGPT Eduプラン向けに提供されています。個人の有料プラン(PlusやPro)および無料プランでは、Company Knowledge機能は現時点では利用できません。
›› OpenAI公式発表

Microsoft CopilotはMicrosoft製アプリ内の情報連携に限定されてるけど、Company KnowledgeはSlackやGoogle Driveなど外部ツールも連携できるのは凄いね!
Claude Code Web版リリース:ブラウザからコード修正やタスクを実行できるように
2025年10月20日(現地時間)にAnthropicはAIコーディングエージェント「Claude Code」をWebブラウザから直接利用できる「Claude Code on the web」をリリースしたことを発表しました。Claude Codeは、コードの記述、バグ修正、機能実装などのコーディングタスク全体をAIに任せられるコーディングエージェントです。
これまでClaude Codeは※1のような専門的なターミナル(CLI)環境でしか利用できませんでしたが、今回のアップデートにより、Webブラウザ上で直接利用できるようになりました。Webブラウザ上でClaude Codeを利用できるよになったため、環境構築の手間がなくなり、誰でも簡単にAIにコーディングを依頼できるようになります。
現在「Claude Code on the web」はリサーチプレビュー(ベータ版)として提供されており、Claude ProおよびClaude Maxのサブスクリプション登録者のみが利用できます。無料ユーザーへの「Claude Code on the web」提供に関する公式情報は、現時点では確認されていません。
※1.開発者専用の、文字だけで操作する画面(コマンドラインインターフェース)
›› Anthropic 公式発表

非プログラマーもAIで簡単にコードが組める時代が来そうだね!
まとめ|AIによる生活の変化に対応できるようにしておこう
今週も私達の生活に今後影響を与えそうなニュースがいくつも登場しました。
ChatGPT内蔵ブラウザAtlas登場は今後私達の検索の仕方を変える可能性があるアップデートだったのではないでしょうか。
紹介したAIニュースを全て頭に入れる必要はありません。気になったAIニュースを1つだけ覚えておくだけでも、十分に未来の変化を感じられます。
来週も私たちの生活を変える最新AIニュースを一緒に追っていきましょう。

今週も最後まで読んでくれてありがとう!
  
  
  
  
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