AIの進化が早すぎて情報の整理が追いつかないと感じている人も多いはずです。今週もAIの波についていけないと感じている方に読んで欲しい今週のAIニュースをまとめました。
この記事では、第1部で無料で使える機能や初心者にもわかりやすいAIニュースを、第2部では上級者向けのトレンドニュースを紹介します。記事を読めば、今週のAIニュースを把握できます。
今週はChatGPTの新機能Apps in ChatGPTやCopilotのWord、Excel自動生成など、AIが使える段階から仕事を任せられる段階へ進化した印象を受けました。気になるAIニュースがあったら1つでも覚えて帰っていただけると幸いです。

今週も一緒に楽しくAIニュースを見ていこう!
第1部|初心者必見!これだけは抑えておきたい最新AIニュース
AI初心者の方もこれだけは抑えておきたい最新AIニュースを以下の3つ紹介します。
ChatGPTがさらに進化!「Apps in ChatGPT」で外部アプリが直接使えるように
2025年10月6日OpenAIは毎年開催される開発者会議「DevDay 2025」の場でAPPs in ChatGPT機能を発表しました。Apps in ChatGPTはChatGPT内で外部アプリを直接操作できる機能です。
例えば、「Spotigyでオススメの曲は?」と入力すると、ChatGPTはSpotifyと連携してオススメのプレイリストを提案してくれます。また、開発者はAPPs SDKを使用することで、自分のアプリをChatGPTに組み込むことも可能になります。
私が確認したChatGPT内で直接操作できる外部アプリは下記の通りです。
公式の発表ではExpedia、Spotify、Zillowも使用可能と記載されていますが、私の環境ではまだ使用できませんでした。今年後半になるとさらに多くのアプリがChatGPT内で直接操作できるようになる予定です。
Apps in ChatGPT機能は欧州経済地域(EEA)、スイス、英国以外の全てのChatGPTユーザーが無料で利用することができます。
›› OpenAI公式サイト

実際に使ってみたけどCanvaで画像を作れなかったんだ。
別記事で実際に使ったまとめ記事を投稿するね!
Microsoft CopilotがWord自動生成に対応!GmailやOutlookとも接続可能に
2025年10月10日MicrosoftはCopilotをアップデートし文書自動生成に対応できるようになりました。文書自動生成機能とは、チャットプロンプトからWord、Excel、PowerPoint、PDFなどの文章を自動で生成できる機能です。また、CopilotがGmailやOutlookに接続できる機能も同時に追加されました。
今回のCopilotのアップデートにより以下のような場面で役立ちます。
今回のCopilotアップデート機能はWindows版Copilotに先行実装されており、Winodws Insiderユーザー向けに展開中です。
›› Windows Central

めんどくさい文章や資料作成をやってくれるのは助かるね!
Google「Opal」が日本正式公開!ノーコードでAIアプリが誰でも作れる
2025年10月7日にGoogleのOpalのアクセス国が拡大され、日本でも利用可能になりました。Opalとはブログラミング不要で自然言語だけでAI搭載のミニアプリが作成できるツールです。Opalを使用することで、プログラミングができない人でも自分のアイデアでアプリを設計・共有できます。
OpalはOpal Webサイトにアクセスすることで利用できます。›› Opal公式サイト
現在Opalは日本を含む15カ国でパブリックベータ版が提供されています。詳細な料金プランはまだ発表されていません。
›› Google 公式ブログ

これをきっかけにアプリ開発に興味を持つ人が増えるといいね!
第2部|もっと知りたい人向け!最先端AIニュース
もっと最新のAIニュースを知りたい人向けに最先端AIニュースを3つ紹介します。
OpenAI「AgentKit」登場|UIでAIエージェントを簡単に構築できる開発ツール
OpenAIは2025年10月6日、AIエージェントを簡単に作れる開発ツールAgentKitを発表しました。AIエージェントとは、人の代わりに考えて行動し、会話や作業を自動でこなすAIです。
AgentKitとはドラッグ&ドロップで会話AIの動きを設計できるノーコード型の開発環境です。複雑なコードを書かなくても、チャット機能や外部サービス(Google Drive、Slackなど)との連携、応答内容の調整まで一括で行えます。
AgentKitは主に下記の4つの機能から構成されています。
AgentKitの料金は既存のOpenAI APIの利用料金(従量課金)に含まれており、AgentKitのツール自体に現時点で追加費用は発表されていません。
OpenAI によると、ChatKit と新しい Evals 機能は現在一般公開されているが、Agent Builder はベータ版、Connector Registry は一部の顧客向けに限定ベータ版となっています。

自分のオリジナルのAIエージェントが作れるって感じだね!
OpenAI「Codex」一般公開|
2025年10月6日OpenAIは「Codex(コードエックス)」を一般公開しました。Codexは自然言語を指示するだけで、AIがプログラミングコードを自動生成できる開発支援ツールです。
Codexを利用することでコードの作成・修正・レビューをAIが自動で行い、開発のスペードと品質を同時に高めることができます。
Codex は ChatGPT の Plus/Pro/Team/Edu/Enterprise 各プランで提供されており、無料プランでは利用できません。

問題であるエンジニア不足が解消されるかもね!
Google「Gemini Enterprise」発表|全社員がAIを活用できる企業AIプラットフォーム
2025年10月9日にGoogleは法人向けプラットフォームGemini Enterpriseを発表しました。Gimini Enterpriseは企業が自社のデータや業務ツールと連携させて使える、Googleの法人向けAI活用基盤です。Gimin EnterpriseはGoogle Workspace以外にもMicrosoft 365やSlack、Notionなど他のアプリとの連携も可能です。
例えばGemini Enterpriseで「今月の売上報告書を関係者に送って」と指示をすると下記のような処理を自動で実施します。
- 社内データから情報を取得・分析
 - GoogleドキュメントやExcelで報告書を作成
 - メール(GmailやOutlook)で関係者を選択
 - メッセージを添えて送信
 
セキュリティーについても、Google公式から「お客様のデータは企業環境内で処理され、AIのモデル訓練には使用されない」と公式から明言されています。
Gemini Enterpriseは、年間契約ベースで提供される法人/企業向けのサービスです。Gemini Enterpriseの対象は、あらゆる規模の法人顧客です。特にGoogle Cloud基盤を活用したい企業や、複数の業務アプリを横断してAIエージェントを働かせたい企業に最適です。

AIが人の代わりに業務を実行するようになってきたね!
まとめ|業務をAIに任せる時代に
今週も私達の生活に影響がありそうなニュースがたくさんありました。Copilotの文章・資料自動生成機能など、AIが人の業務を代わりに行う時代がすぐそこまできている印象を受けました。
Apps in ChatGPT機能などはすぐに、利用できる機能なので実際に使ってみましょう。私も使用しましたが、Canvaで画像生成が行えないなど、不便さを感じる所もありました。実際にAI機能を使用することで感じることも多くあると思います。
AIがどんどん生活の中に溶け込み始めている今、AIに代替されないようなスキルを身につけることが大切になりそうです。

今週も読んでくれてありがとう!
  
  
  
  
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